「ぼくら ニセ なかよし」本棚に見覚えのない絵本が、娘がマックのハッピーセットを買ったら貰って来た。
笑顔で肩を組む2匹の猫、見ているとほっこりしますよね。
でもふと現実に戻ると、ちょっと違うことを思う時がありませんか?
本当はみんなが“仲良し”なんかじゃない。
人を羨ましいと思う気持ちや、
「私だって頑張ってるのに」と感じる瞬間。
例えば、こちらが相手のために一生懸命してあげても、
いざ自分の番になると――
何も返ってこない。
なんだか、ぽっかり心が冷えるような、そんな時。
恩を感じてほしいわけじゃないけど、
「なんで?」ってモヤモヤする自分もいる。
笑顔の下には、人それぞれ小さな心の闇があるんですよね。
それでも、「仲良し」という言葉があれば、
私たちはちょっとだけ優しい気持ちになれるかな?
だからこそ、誰かの笑顔や優しさを無下にせず、“自分がされて嬉しいこと”を返していけたらいいな、と思います。
仲良しの裏側にある本音。
みんなが少しずつ分かり合えれば、
本当の意味で「ぼくら こそ なかよし」になれるかもしれませんね。